歴史あるローマ最高峰ホテルで過ごす贅沢なハネムーン:セントレジスローマ宿泊記

歴史と文化が息づく街ローマ。この地での最初の宿泊先として選んだのはマリオットグループが誇る最高ランクのホテル、セントレジスローマでした。

ハネムーンという特別な旅に選んだこのホテルでは、期待をはるかに超える、忘れられない時間を過ごすことができました。

目次

宿泊概要

滞在日:2024年2月の金〜日の2日間
宿泊者ステータス:マリオットプラチナエリート
宿泊費用:マリオットボンヴォイポイントで宿泊(1泊目、2泊目ともに 80,000P)

マリオットボンヴォイアメックスカードの前身であるSPGアメックスカードを持った時にこのホテルを知ってから憧れのホテルでした。
今回の新婚旅行で宿泊できることになり、旅行の大きな楽しみのひとつとして、存分に満喫してきました。

アクセスとホテル概要

セントレジスローマは、ローマの中心部に位置し、テルミニ駅からすぐという抜群のロケーションを誇ります。
フィウミチーノ空港からテルミニ駅へは、レオナルドエクスプレスを利用すればスムーズにアクセスでき、私たちもこちらを利用しました。

ウェスティン・パリ・ヴァンドーム同様、石造りの外観からは堂々たる風格が感じられます。

チェックイン

一歩足を踏み入れると、目の前には憧れのシャンデリアが!
豪華絢爛な内装や装飾は、息をのむほどの美しさで、ホテルの所々に歴史と伝統を感じられます。
憧れのホテルに緊張しながらのチェックインでしたが、フロントのスタッフの丁寧で優しい対応で安心することができました。

今回の宿泊は宿泊概要に記載の通り、マリオットボンヴォイのポイントを利用して予約していました。
予約時点ではもっとも少ないポイント数で予約可能なスーペリアキングルームを予約しておりましたが、チェックイン時にインペリアルキングルームにアップグレードをしていただく事ができました。
当初予約していたスーペリアキングルームでも1泊10万円以上するのでワクワクしていたのですが、アップグレードにより1泊30万円を超えるこのお部屋に宿泊できることになり、まさに夢のようでした。

このために取得していたプラチナエリートと、ホテルの方々の心遣いに心から感謝です。

お部屋紹介【インペリアルキングルーム】

アップグレードしていただいたインペリアルキングルームは、まさに豪華絢爛の一言に尽きます。

さらに、ハネムーンのお祝いとして、ベッドには薔薇の花びらが散りばめられ、ロマンチックな演出がなされていました。

バラで形作られたハートの真ん中にはメッセージカードが。
カードにはローマ建国神話に登場する「カピトリーノの雌狼(ルーパ・ロマーナ)」が描かれており、手書きのメッセージが書かれていました。
新婚旅行の、そして憧れのホテル滞在の思い出に大変嬉しいプレゼントでした。

お部屋からの眺めです。
テルミニ駅前の共和国広場とそこにあるナイアディの泉も見える素晴らしい景観のお部屋でした。
昼も夜もそれぞれに美しく、いつ見てもうっとりしてしまいました。

お部屋に目を戻すと、広々とした空間には、ため息が出るような美しい家具や調度品が配され、まるで宮殿にいるかのような気分に浸れます。

客室にはネスプレッソマシンが置いてあるのですが、驚いたことにフレスコ画のようなデザインが施されたセントレジスローマ特別仕様のマシンでした。

バスルームもまた格別で、シャワーブースと浴槽が独立した設備となっています。

アメニティはイタリア初の香水ブランドとして名高い「ACQUA DI PARMA(アクア ディ パルマ)」のものでした。
その上品な香りに包まれながら、至福のバスタイムを過ごすことができます。

更に宿泊した期間はローマにインスピレーションの起源をもつNY発のブランド「CORETERNO(コレテルノ)」とのコラボもされており、ACQUA DI PARMAのアメニティに加えて、CORETERNOのアメニティも提供されており、妻も感激していました。

チェックインが夕方だったので、しばらくして夕食に出かけ、帰ってくるとターンダウンサービスが行われ、ベッドサイドにはナイトチョコレートが置かれていました。

さらに、ホテルからハネムーンを祝福するケーキとバレンタインの期間ということで、大きなハートのチョコレートのプレゼントも。
憧れのホテルで心温まる宿泊をいただき、胸がいっぱいになりました。

他にもたくさんの写真を記事後半のギャラリーにてご紹介しています。
ぜひご覧ください。

マリオットプラチナエリート会員特典

マリオットボンヴォイプラチナエリート会員として、今回の宿泊では、

・お部屋のアップグレード(スーペリアキングルーム→インペリアルキングルーム)
・無料の朝食

の特典を適用いただきました。
これらの特典により、私たちのハネムーンはより一層特別なものとなりました。

館内施設、周辺施設

ホテル内にはフィットネスセンターやスパなど、充実した施設が揃っており、快適な滞在をサポートしてくれます。

それだけでなく、妻と二人で館内を歩き回るだけでも目にとまる全てが美しく、時間を忘れてホテル内を散策してしまうほどでした。
ここからはそういった館内の様子を紹介します。

レストラン LUMEN

冒頭で紹介した印象的で大きなシャンデリアがあるのはLUMENというレストランです。

私たちは朝食でのみ利用しましたが、美味しい料理と賑やかで丁寧なスタッフのサービスを心から楽しむことができました。

夜はカクテルバーとしての雰囲気も抜群ですので、素敵な夜のひとときが過ごせそうでした。

LUMEN Garden

中庭には素敵な雰囲気のガーデンレストランがあります。
こちらのレストランは5月〜9月の期間限定での営業のようで、冬季は貸切イベントのみの利用となるようでした。

フィットネス

観光の時間やお部屋でゆっくり過ごす時間が長く、利用はしなかったのですが、フィットネスジムもあります。
ウィダーのプロテインバーやスポーツドリンクも用意されていて、快適に利用することができそうでした。

Sisleyのスパ

セントレジスローマにはフランスのブランドSisleyのスパもあります。
日中は観光でホテルにいることは少ないかもしれませんが、こんな素敵なホテルでサービスを受けられるなんてそうそうないと思いますので、ブランドのファンの方は利用を検討してもいいかもしれませんね。

1894年当時のエレベーター

パリの超一流ホテル「オテル・リッツ」などを手がけ、「ホテル王」と呼ばれたセザール・リッツが手がけたエレベーターが当時の佇まいのまま、現役で稼働しています。
当時はモーゼの噴水の水を利用した油圧ポンプシステムによって稼働していたそうです。
こんな歴史のあるエレベーターに乗ることができるのも同じく歴史あるホテルならではの楽しみですよね。
セントレジスローマに宿泊する際はぜひ乗って、その空間を楽しんでいただきたいです。

Ritz Ballroom

「Ritz Ballroom」はセザール・リッツにちなんで名付けられ、1894年にローマ初の公共ダンスホールとしてオープンしたそうです。
建築家ジュリオ・ポデスティが設計し、マリオ・スピネッティの豪華なフレスコ画で飾られたこの特別な空間は、6か月にもわたる熟練の職人たちによる丁寧な修復を経て、その輝きを取り戻したとのこと。

特に注目すべきは、ボールルームを彩るスピネッティのフレスコ画です。
これは、ローマのラファエル前派を代表する傑作として、その芸術的価値の高さからローマ美術学院に保護されているほどだそうです。
細部にまでこだわった修復作業のおかげで、当時の華やかな芸術を今も楽しむことができる、というのは嬉しい話ですね。
朝食会場を散策していたらレストランのスタッフの方が優しく案内してくださり、感激しました。

大階段

エントランスの回転扉をくぐってフロントと逆の左手を見るとそれはそれは立派な階段が目に入ります。

階段を見上げると細やかな装飾の階段と、最上階には美しいフレスコ画に息を呑みます。
エレベーターに加えてぜひ見ていただきたい設備の一つです。

ホテル内の調度品など

歴史あるホテルの建物自体に加え、ロビーや客室までの廊下など至る所に絢爛豪華な調度品が配されており、ホテルは細部にわたって洗練された美しい空間になっています。

ただホテル内を散策するだけでも圧倒され、心が満たされる感覚があるので、ぜひホテル内を心のままに歩いてみていただきたいです。

サンタマリア・デッラ・ヴィットーリア教会

ホテルの裏手には、巨匠ベルニーニの傑作「聖テレサの法悦」が見られるサンタマリア・デッラ・ヴィットーリア教会があります。
ホテルのすぐ近くで、このような素晴らしい芸術作品に触れることができるのは、ローマ滞在の大きな魅力です。

他にもたくさんの写真を記事後半のギャラリーにてご紹介しています。是非ご覧ください。

滞在中の食事

前述の通り駅からは近く、周辺を散歩するのも楽しい位置にあるホテルだったので、散歩に出かけ、そのまま外でいただいたり、見かけた美味しそうなものを買ってお部屋で食べたりなどして過ごしました。

朝食は大きなシャンデリアが目印のメインダイニング、LUMENでいただきました。
会場の美しさだけでなく、新鮮なフルーツ、焼きたてのパンやケーキなど、どれもこれもが絶品でした。

朝食やレストランの様子は以下の記事で詳しく紹介しています。よろしければ合わせてご覧ください。

その他の客室写真&ホテル内施設

インペリアキングルーム メインルーム

本文で紹介しきれませんでしたが、ミニバーにはローマの休日に登場するスクーターが描かれた、可愛らしいセントレジス・ローマ オリジナルデザインの飲料水ボトルが置いてあり、宿泊の記念に1本購入しました。

お部屋に飾っているのですが、見るたびに楽しかった滞在を思い出すことができ、とても良い買い物をしたなぁと感じています。

インペリアキングルーム クローゼットまわり

全体を撮影した写真がなく分かりづらいかもしれませんが、ベッドルームから浴室までの廊下に面して大きなクローゼットが2つ並んでいるような部屋のつくりになっています。

サシェやナップザックが備え付けてあり、いただいていいとのことでしたので、こちらも旅の思い出にいただきました。
サシェの香りを嗅ぐとこの楽しい滞在を思い出すことができ、幸せな気持ちになれます。

インペリアキングルーム 浴室やお手洗い

本文でも紹介した通り、広々とした浴槽とシャワールームが独立したつくりになっています。
メインの「ACQUA DI PARMA」のアメニティだけでなく、「CORETERNO」のアメニティもあり、充実しすぎと言ってもいいくらいアメニティが充実していました。

ホテル外観やエントランス、フロント周辺

外観から歴史の感じられる佇まいです。
エントランスは重厚感のある装飾のなされた燭台や手摺があり、歴史あるホテルに足を踏み入れた感覚がありました。

大階段とその周辺

一際目を引く大階段はそれ自身の装飾はもちろん、この階段を登ったときに見られる踊り場の装飾なども趣があり、素晴らしい空間でした。

1894年当時のエレベーター

エントランスから建物のほぼ真逆に位置するような場所にある創業当時のエレベーター。
駆動システムは現代のものになっており、実際に乗ることもできるので、訪れた際にはぜひ。

その他のホテル内の様子

どこに行っても目に付く美しい調度品の数々。観光の疲れのある中でも心躍らせながらホテル内散策を楽しむことができます。

Sisleyのスパ、フィットネス

Ritz Ballroom

勝手に入っていいところかは分かりませんが、ホテルの中を散策してる私たちにホテルのスタッフの方が声をかけてくださり、見せていただくことができました。
吹き抜けかと錯覚してしまうような天井の作りにそれを囲む美しいフレスコ画、空間全体の豪華さに息を呑みました。

まとめ

ヨーロッパ周遊新婚旅行は忘れられない思い出ですが、中でもセントレジスローマでの滞在は印象深く残っています。

マリオット最高峰ホテルのホスピタリティ、豪華な客室や内装、そしてローマという街が持つ魅力が融合し、まさに夢のような時間を過ごすことができました。
宿泊費としては決して安くないホテルではありますが、マリオットボンヴォイポイントを活用すれば手が届き、間違いなくあなたの旅をより素晴らしいものに変えてくれると思います。
ローマを訪れる際には、ぜひセントレジスローマでの滞在をおすすめしたいです。

本ブログでは宿泊記をはじめ、様々な情報を発信しております。よろしければぜひご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。これからももちょろぐをよろしくお願いします。

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